JSON 整形/圧縮
JSONデータを整形して読みやすくしたり、圧縮してサイズを小さくすることができます。 APIレスポンスや設定ファイルのJSONを扱う際に便利です。
📖 使い方ガイド
- JSONデータを入力 - テキストエリアに整形または圧縮したいJSONデータを貼り付けます。
- 整形または圧縮を選択 - 「整形」ボタンをクリックすると読みやすい形式に整形され、 「圧縮」ボタンをクリックすると最小化された形式に変換されます。
- 結果を確認 - 処理結果が下部に表示されます。 エラーがある場合は、エラーメッセージが表示されます。
💡 使用例とTips
- 整形の用途 - 読みやすくするため、開発やデバッグ時に整形機能を使用します。 インデントが追加され、構造が分かりやすくなります。
- 圧縮の用途 - ファイルサイズを小さくするため、本番環境やAPIレスポンスで使用します。 空白や改行が削除され、1行のJSONになります。
- エラーの対処 - 無効なJSONが入力された場合、エラーメッセージが表示されます。 カンマの位置、引用符の閉じ忘れ、括弧の対応などを確認してください。
- コピーして使用 - 結果をコピーして、エディタやアプリケーションで使用できます。
🧠 オリジナル解説：JSON整形ツールをもっと活用する
どんな場面で使う？
- API開発・連携：バックエンドから返却されるレスポンスを整形し、エラー箇所を素早く特定。
- 設定ファイルのレビュー：
package.jsonやtsconfig.jsonなど、大規模設定の差分チェックに。 - ログ解析やサポート対応：ユーザーから共有された JSON ログを整形して、原因を追いやすく。
- 教育・チーム共有：JSON構造を示す資料を作る前に、見やすく整形した状態で共有。
利用手順とチェックポイント
- JSONを貼り付け：APIレスポンスをそのまま貼り付けてもOK。改行やタブが乱れていても問題ありません。
- 整形／圧縮を実行：整形で構造を確認し、最終的に通信量を下げたい場合は圧縮を利用。
- バリデーション：エラー表示は「無効なJSON」のサイン。
"の抜けや末尾カンマが定番のミスです。
注意点・よくある誤解
このツールは JSON の構造を変えずに整形/圧縮するだけで、キーや値の意味を補完したり、型変換を自動で行うことはありません。 文字列の引用符がシングルクォートのままだったり、コメント入りの JSON 風データを貼り付けるとエラーになるので、事前に // や /* */ を削除してください。
JSON Lines（1行1レコード）をまとめて貼り付けるケースでは、1行ごとに整形したいレコードだけを抜き出して処理するのがおすすめです。
セキュリティ / UX観点
入力したデータはブラウザ上のみで処理され、サーバー送信は一切行いません。機密ログや顧客情報を扱う際でも、ローカル環境だけで安全に検証できます。 大容量データを扱う場合はブラウザメモリに依存するため、10MBを超えるファイルは VSCode 拡張などと併用して分割するのが快適です。
整形結果をコピーしてチームに共有するときは、不要な個人情報やアクセストークンが含まれていないか再確認しましょう。
関連ツールとの組み合わせ
JSONを CSV に変換する場合は「CSV→JSON」「JSON→CSV」のように役割を分けて使うと、分析担当と開発担当でデータ受け渡しがスムーズになります。
API 仕様レビューでは、SQLフォーマッター やMarkdownプレビューと組み合わせてドキュメント化すると読み手の理解コストが大幅に下がります。