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Webデザイナーがよく使う画像最適化ツールまとめ

公開日: 2025年11月17日|更新日: 2025年11月17日

Webデザイナーがよく使う画像最適化ツールまとめ|サイト速度アップ&SEO対策に必須の厳選サービス

Webサイトの表示速度は、
ユーザーの離脱率・SEO評価・CV率に大きく影響する重要な要素 です。

その中でも、最も重くなりやすいのが 画像ファイル

Webデザイナーやフロントエンド制作者にとって、
画像最適化(圧縮・形式変換・サイズ調整)は必須作業 です。

本記事では、

  • Webサイトの高速化
  • SEO対策
  • 表示品質の向上
  • 制作効率アップ

に効果的な 画像最適化ツールを厳選して紹介 します。


画像最適化が重要な理由

■ 1. サイト表示速度が大幅に改善

重い画像は読み込みを遅くし、離脱率を増加させます。

■ 2. GoogleのSEO評価に影響

Core Web Vitals(LCPなど)改善には画像最適化が必須。

■ 3. サーバー容量と通信量を節約

軽量化することで保守コストも下がる。

■ 4. UI/UXの向上

スマホでもスムーズな表示が可能になる。


Webデザイナー愛用!画像最適化ツールまとめ10選


1. TinyPNG / TinyJPG

PNG・JPG圧縮の定番。質を保ったまま軽量化できる最強ツール

特徴

  • PNG・JPGを高品質のまま自動圧縮
  • まとめて最大20枚まで無料
  • WordPressプラグインあり
  • 画像の自然な仕上がりが評判

向いている用途
→ バナー画像、Webサイト用写真、LP画像の軽量化


2. Squoosh(スクウッシュ)

Google公式の高機能ツール。WebP・AVIF変換に強い

特徴

  • WebP・AVIFなど最新形式への変換
  • 圧縮レベルを細かく設定可能
  • オフラインでも利用可
  • 仕上がりを左右で比較できる

向いている用途
→ コアウェブバイタル改善を重視した画像最適化


3. ImageOptim(Mac向け)

Webデザイナーに超人気のローカル圧縮ツール

特徴

  • Macユーザー定番
  • PNG・JPG・GIFを高品質で圧縮
  • ドラッグ&ドロップで簡単
  • メタデータ削除で更に軽量化

向いている用途
→ Mac環境での大量画像圧縮


4. Compressor.io

画質をほぼ落とさずに最大90%圧縮できる人気ツール

特徴

  • JPEG / PNG / GIF / SVG対応
  • 高圧縮でも劣化が目立たない
  • UIがシンプルで使いやすい

向いている用途
→ 高画質を維持したまま軽量化したい場合


5. Optimizilla(オプティミジラ)

効率重視の人に最適。最大20枚の一括圧縮が可能

特徴

  • JPG / PNG対応
  • 高品質のまま圧縮率が高い
  • 一括変換が高速
  • プレビュー調整可能

向いている用途
→ 大量の画像を短時間で圧縮したいWeb制作者


6. Kraken.io

プロ仕様の画像最適化APIが魅力

特徴

  • 自動最適化APIを提供
  • WordPress・Magentoプラグインあり
  • ロスレス/ロッシー圧縮対応
  • 高品質かつ高速

向いている用途
→ 大規模サイトやECで画像が多い企業


7. EWWW Image Optimizer(WordPressプラグイン)

WordPress内で自動最適化できる便利ツール

特徴

  • アップロード時に画像を自動圧縮
  • WebP変換にも対応
  • 過去画像の一括最適化
  • サーバー負荷が低い

向いている用途
→ WordPressサイトの画像最適化を自動化したい人


8. ShortPixel(WordPress向け)

高圧縮でサイトのLCP改善に強い

特徴

  • WordPressでの使用率が高い
  • WebP / AVIF変換対応
  • 大量画像でも高圧縮が可能
  • 画質もきれい

向いている用途
→ Core Web Vitals改善に本気で取り組むWordPressサイト


9. JPEGmini

写真の画質を保ったまま圧縮できるプロ向けツール

特徴

  • 画質の劣化がほぼゼロ
  • 写真家・クリエイターも愛用
  • 大容量画像の最適化に強い

向いている用途
→ 写真品質にこだわるWebデザイナー


10. Cloudinary(クラウディナリー)

CDN × 自動最適化 × 配信までできるクラウド型

特徴

  • 自動リサイズ・WebP変換
  • CDNによる高速配信
  • APIで自動処理
  • 画像管理の統合プラットフォーム

向いている用途
→ 大規模サイト・アプリの画像最適化全自動化


比較表:Webデザイナー向け画像最適化ツールまとめ

ツール名

対応形式

特徴

使いやすさ

向いてる人

TinyPNG

JPG/PNG

高品質圧縮

初心者〜プロ

Squoosh

WebP/AVIF/JPG/PNG

Google公式・高機能

技術者/制作者

ImageOptim

JPG/PNG/GIF

Mac最適・高速

Macユーザー

Compressor.io

JPG/PNG/GIF/SVG

劣化ほぼナシ

制作者全般

Optimizilla

PNG/JPG

一括高速圧縮

大量画像向け

Kraken.io

多数

API自動化

大企業/EC

EWWW Image Optimizer

WP画像全般

WP自動最適化

WordPress運用者

ShortPixel

JPG/PNG/WebP

高圧縮

高速化狙いのWP

JPEGmini

JPG

高品質維持

写真中心

Cloudinary

全形式

配信最適化

大規模サイト


目的別:画像最適化ツールの選び方

■ とにかく簡単に圧縮したい

→ TinyPNG / Compressor.io / Optimizilla

■ 最新形式(WebP・AVIF)に変換したい

→ Squoosh / ShortPixel / EWWW

■ WordPressサイト向け

→ EWWW / ShortPixel / Kraken.io

■ 大量の画像を効率よく最適化したい

→ Optimizilla / ImageOptim(Mac)

■ 写真品質を保ちたい

→ JPEGmini

■ 自動化したい・大規模サイト向け

→ Cloudinary / Kraken.io


Webデザイナーのための画像最適化Tips


◆ 1. WebP形式を使う

JPEGより30〜70%軽量でSEOにも強い。


◆ 2. ファーストビューの画像は特に軽く

LCP(Largest Contentful Paint)改善に直結。


◆ 3. 画像サイズを必要以上に大きくしない

例:横幅PCで1200〜1600pxで十分。


◆ 4. サムネイルは圧縮率を高める

小さく表示する画像は高圧縮でも劣化しにくい。


◆ 5. 画像名にSEOキーワードを入れる

例:
bad: IMG_001.jpg
good: web-design-banner-01.jpg


まとめ|画像最適化はWebデザイナーの必須スキル

画像最適化は、

  • サイト高速化
  • GoogleのSEO評価向上
  • サーバー負荷の軽減
  • ユーザー体験の改善

に直結する最も効果的な施策です。

特に、

  • TinyPNG(定番)
  • Squoosh(Google公式)
  • ImageOptim(Mac)
  • EWWW / ShortPixel(WordPress)

の4つは、Webデザイナーなら必ず押さえておきたい鉄板ツール。

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